60代から70代におすすめのオールインワン化粧品と選び方

60代からの肌へ

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量だけでなく、肌の水分量・皮脂量も減少する影響を受け、60代・70代になるとシミ・シワ・たるみなど、深まる肌悩みに直面するようになります。
否応なく老化を意識するようになり、ハリや潤い不足を感じる人が多いのではないでしょうか。

こうした、年代によるお肌の変化を見据え、日々のケアでしっかり肌老化に対応したエイジングケアを行いましょう。

このページでは、60代・70代の肌がどう変化しているのかをご説明し、自分自身が納得できるオールインワン化粧品を手にするためにはどのように選べばいいのか、60代・70代の肌にはどんな成分がおすすめなのかについてお伝えします。

深まるエイジングサインに対抗するためには、年代や自分の肌に合ったアイテムを選び正しくケアを始めることが大切。日頃の適切なお手入れの積み重ねで、肌は変わります。

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60代・70代の肌に起きていること

一般的に45歳〜55歳くらいが更年期にあたりますが、女性ホルモン量は閉経を迎えると大幅に減少し、60代以降はほとんど分泌されなくなります。

また、60代・70代の肌は水分量・皮脂量も減り、さらに蓄積された肌ダメージにより、目に見えるエイジングサインが深刻化する年代。

60代・70代の肌に起きる変化を知っておけば、正しく対策を打つことができます。自分の肌に適したオールインワン化粧品を選ぶために、肌の変化を見据えたポイントを押さえておきましょう。

女性ホルモン減少の影響を受ける60代・70代の肌

下のグラフは、女性ホルモン(エストロゲン)分泌量の変化です。分泌量は、40代半ばぐらいから大きく減少を始めますが、閉経すると閉経前の1/10程度に減ります。

エストロゲンは、肌内部のハリを支えるコラーゲンの産生を促す働きがあるため、50代頃からコラーゲンの生成も少なくなります。他にも、ヒアルロン酸の生成、セラミドの合成にも関わっているため、肌は非常に乾燥しやすい状態である場合が多いでしょう。

年齢による女性ホルモン変化

次のグラフは、年齢に伴う肌の水分量と皮脂量の変化です。
60代・70代の肌は、肌の皮脂量と水分量が非常に減少していることが分かります。

女性ホルモンは、コラーゲンやヒアルロン酸の生成、セラミドの合成にも関わっていることは説明しましたが、それに加え皮脂量と水分量の低下によって、とても乾燥しやすい状態になっていることがご理解いただけると思います。

肌が乾燥すると、ハリやツヤが不足したり、キメの乱れなどの肌トラブルの原因になることがあります。また、シミやシワなどのエイジングサインも肌の水分量が影響していることがあります。

60代・70代の肌には、徹底した乾燥対策ケアをおすすめします。

年齢による肌の水分量と皮脂量

また、下のグラフの通りお肌のターンオーバー周期は、60代になると100日かかります。

ターンオーバーが遅くなると、肌が硬くなり化粧品の浸透が悪くなったり、シミやシワができやすくなるなど、肌トラブルが起こりやすくなります。

ターンオーバーが乱れる原因としては、加齢の他にも、栄養バランスの崩れ、ターンオーバーを促進するビタミン不足などがよく挙げられます。

年齢によるターンオーバーの周期変化

以上のように、60代・70代の肌は女性ホルモン(エストロゲン)の大幅な減少、皮脂量や水分量の減少、ターンオーバー周期の遅れなど、様々な変化が起きています。

60代・70代の肌が求めるフェイスケア、これだけは外せない2つのポイント

60代・70代の肌に起こる変化に対応するために、最も大切なポイントとなることを2つに絞りました。

1|徹底的な乾燥対策の「高保湿ケア」

大幅に減少してしまう皮脂や水分。まずなによりも、乾燥しがちな肌をしっかり保湿することが大切。

2|肌老化対策に複合的な「エイジングケア」

エイジングの原因が複合的になり、肌悩みが深刻化する60代・70代。複合的に力を発揮するエイジングケアを。

それでは、この「保湿ケア」と「複合的エイジグケア」を主軸に、引き続き詳しくご説明していきましょう。

60代・70代の肌に合うオールインワン化粧品の選び方

60代・70代の肌に合うオールインワン化粧品を選ぶにはどうしたら良いのでしょうか。具体的な方法についてご説明します。

皮脂量が減る60代・70代が化粧品を選ぶ方法として最優先で考慮に入れたいのは、上で説明した「保湿力」。

60代・70代の肌は、女性ホルモン(エストロゲン)分泌量や皮脂量と水分量の低下、ターンオーバーの遅れなどか起きています。こうした変化により、シワ・シミ・たるみ・ほうれい線などの肌悩みが複合的に深刻化します。

そこで、60代・70代の「エイジングケア」に対応した成分配合の化粧品を選びましょう。

ほかにも、肌タイプや敏感肌などの「肌質」に合わせて選んだり、「価格帯」から選びたい方もおられるでしょう。

選び方
  • 高保湿成分配合のものを選ぶ
  • 複合的なエイジングケア対応のものを選ぶ
  • 肌質で選ぶ
  • 価格帯で選ぶ

それでは、以上の4つについてそれぞれ詳しくご説明しましょう。

1|高保湿成分配合のものを選ぶ

女性ホルモン(エストロゲン)分泌量や皮脂量、水分量も低下している60代・70代の肌には、まず、高保湿のオールインワン化粧品を選びましょう。

「オールインワン美肌」でご紹介するオールインワン化粧品の多くは、高保湿成分が配合されています。

60代・70代、しっかり保湿を

60代・70代の肌にまずおすすめしたいのは、保湿力の高いもの。高保湿成分配合かどうかをチェックしてみましょう。

2|複合的なエイジングサインや肌悩みで選ぶ

肌悩み

2つ目は、複合的に現れる深刻なエイジングサインをしっかりケアできるオールインワン化粧品を選ぶことです。

60代・70代では皮脂量・水分量の減少により、バリア機能の低下や、シワ、シミ、たるみ、ほうれい線などの肌トラブルが顕著に現れます。これらに複合的に対応したオールインワン化粧品を選びましょう。

3|肌質で選ぶ

肌タイプ

3つめに、自分の肌質に合った基礎化粧品を選ぶことも大切です。肌質には、乾燥肌、敏感肌、混合肌などのタイプがあり、人によって異なります。

60代・70代に入ると水分量・皮脂量が大幅に減少しているため、乾燥肌タイプが増加するということを意味しています。

スキンケアは、油水分のバランスを整えて普通肌の状態に近づけることがとても大切です。

また、敏感肌の人は、敏感肌用の化粧品を選ぶと安心です。

4つの肌タイプ

肌は、皮脂量と水分量を軸に4つのタイプに分類されます。また、これまでとは変化している可能性もあります。あなたの肌はどのタイプに当てはまりそうですか?
敏感肌の人は敏感肌用のものを選びましょう。

4|価格で選ぶ

そしてやはり、どうしても外せないことのひとつに予算がありますよね。

化粧品は高価だから良いとは限りません。低予算で試してみたい方は、気軽に購入できるプチプラアイテムを購入すると良いでしょう。

一方、価格の安さよりも贅沢成分やブランドの安心感にこだわりたい方には、肌のことを第一優先に考えたオールインワン化粧品もご紹介します。

高価=高効果とは限らない

化粧品業界はパッケージや広告費にコストをかけている場合も多く、必ずしも高い化粧品に贅沢な成分がたっぷり入っているとは限りません。

価格が控えめでも、コストを抑えて魅力的な美容成分を配合したオールインワン化粧品があります。

60代・70代におすすめの成分

ここからは具体的に、60代・70代からの肌に効果的な成分にはどのようなものがあるかを見ていきましょう。まずはおすすめの代表的な成分から。

保湿力を高める成分

高い保湿力を持つ3大保湿成分と言えば、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン。

これらは肌にもともと存在する成分で、乾燥が気になる60代・70代の肌にはとてもおすすめ。化粧水をつけても乾燥を感じる方は、これらの保湿成分が配合されているオールインワン化粧品を選んでみましょう。

3大保湿成分の、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン!

総合的な美肌作りに貢献する成分

ビタミンC誘導体は、ビタミンCの弱点を改良して肌に浸透しやすくした成分で、体内の酵素によってビタミンCに変化します。ビタミンC誘導体の働きは幅広く、美白効果、ニキビ改善、コラーゲン生成促進によるシワやたるみの改善などがあり、非常に魅力的な成分ですよね。

ただし、乾燥肌や敏感肌に合わない場合もあるので使用する際には注意しましょう。

また、3大保湿成分のうちのセラミドは、保湿だけでなく肌のバリア機能の働きを高めて肌荒れしにくい状態へと導きます。

総合力の高いビタミンC誘導体、バリア機能を高めるセラミドも!

アンチエイジング成分

アンチエイジング成分として有名なプラセンタは、日本国内では主に馬・豚・植物由来のものが使用されています。プラセンタは肌の再生力や保湿力を高め、肌荒れを防いだり、抗酸化作用によって肌老化を抑える働きがあります。さらに、メラニン色素をつくるチロシナーゼという酵素の活性を阻害する働きによる美白効果も!

他におすすめしたい成分はフラーレン。
フラーレンも非常に幅広く肌に働きかける成分で、特に抗酸化力はビタミンCの172倍、その持続時間は11時間以上という驚くべき働き者。さらに、シワの予防・改善を促したり、色素沈着を抑制したり毛穴の引き締めにも効果を発揮すると言われています。

プラセンタエキスやフラーレンなどがおすすめ!

肌悩み別おすすめ成分一覧

エイジングサインが深刻化する60代・70代の肌には、高保湿成分だけでなく「肌悩みに合ったケア成分」も配合された化粧品が効果的です。以下、肌悩み別のおすすめ成分を一覧にしてみました。

代表的な機能性成分

美白
肌悩み機能性成分
メラニン生成を抑制ビタミンC誘導体
アルブチン
プラセンタエキス
カミツレエキス
コウジ酸
エラグ酸
ルシノール
リノール酸
トラネキサム酸
メラニン排泄を促進ビタミンC誘導体
プラセンタエキス
リノール酸
メラニンを還元ビタミンC誘導体
エラグ酸
抗シワ
肌悩み機能性成分
シワニールワン
乾燥性のシワコラーゲン
ヒアルロン酸
目尻などの小ジワビタミンA誘導体
額や頬などの長くて深い明瞭なシワレチノイン酸
レチノール
ナイアシンアミド
肌質改善
肌悩み機能性成分
バリア機能を高めるセラミド

参考:化粧品成分検定協会『化粧品成分検定テキスト』

複合的なエイジングケアのためには、相性の良い成分が複数配合され、それらの相乗効果によってが肌への影響が高められているものを選ぶと良いでしょう。

60代・70代におすすめのオールインワン化粧品

(準備中)

60代・70代からの正しいスキンケア

水分量・皮脂量減少により、肌のバリア機能が低下して刺激を受けやすい60代・70代の肌には、優しく丁寧なスキンケアをおすすめします。

スキンケアは正しい順序で

スキンケア効果を最大限に高めるために、スキンケアは正しい順序、正しい量で。

まずはメーカーが記載している使用方法に従ってケアしましょう。洗顔後すぐ、決して惜しまず、適量のオールインワン化粧品を肌に伸ばします。

肌の調子を見て、ブースター(導入美容液)や、化粧水、クリームやオイルをプラスしても良いでしょう。

オールインワン化粧品の詳しい使い方については、下の記事で詳しく説明しています。

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オールインワン化粧品の効果的な使い方 その日の肌の調子や、季節に合わせた使用方法。手軽にケアできることがオールインワン化粧品の魅力だけど、時にはリッチにスペシャルケアもしたい。そんな様々な場面での効果的な使用方法を特集。これを知っておけばオールインワン化粧品選びで失敗しない注意点もチェックしておきましょう。

肌に余計な刺激を与えない

肌の老化を進めないために非常に大切なことは、余計な刺激を与えないこと。

特に、肌をひっぱったり伸ばしたりするのはNGです。コットンや手のひらで行うパッティングも、当サイトでは推奨していません。基礎化粧品は、優しく肌を包み込むハンドプレスで浸透させましょう。

洗顔のときのお湯の温度にも気を付けましょう。熱いお湯で洗うと皮脂を落としすぎて乾燥の原因になりますし、冷水で洗うと余分な皮脂や汚れが残ってしまいます。肌の皮脂は30度くらいで溶け出すため、32度くらいのぬるま湯で洗顔しましょう。もちろん、洗う時にもゴシゴシこすらず、肌を摩擦しないように気を付けます。

また、外からの刺激だけではなく、表情の動かし方も肌に影響を与えます。
たとえば、顔の筋トレ。誤った方法で余計なシワを増やしたり、意に反した筋肉を発達させてしまうこともあります。日々意図的に表情を動かす場合には、充分注意して正しく行いましょう。

間違ったスキンケアや刺激は肌の負担となり、さまざまなトラブルを招く元になります。毎日繰り返すケアは正しい方法で、優しく行うことを念頭に置いてくださいね。

肌に刺激を与えない
  • 肌をひっぱったり伸ばしたりしない。
  • 洗顔時は32度くらいのぬるま湯で。
  • 化粧品は優しくハンドプレスで浸透させる。

しっかり紫外線予防、光老化対策を

光老化とは、日光を浴び続けることによって起こる肌の変化のことです。光老化は、エイジングによる老化とは異なり、紫外線を浴びた時間と強さに比例するとされています。

光老化が進行することにより、しみ、しわ、たるみなどの変化が起こるため、UVケアや日よけなどの紫外線予防をしっかり行いましょう。

光老化対策の効果はすぐに実感できるものではないため、ついつい手を抜きがちです。しかし、日々の積み重ねでグンと変わりますので、諦めずしっかりケアしましょう。

光老化とは

日光を浴び続けることによって起こる肌の変化のこと。紫外線を浴びた時間と強さに比例する。

優しくフェイシャルマッサージを

肌滑りのよいオールインワン化粧品だからこそ、肌に馴染ませるついでに簡単なフェイシャルマッサージを行っても良いかもしれません。ただし、決して力を入れ過ぎず、優しく、優しく。

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